葬儀とはもちろん故人様のためにありますが、参列する人もまたきちんとした人であるかどうか見られている場でもあるため服装には十分配慮しましょう。
葬儀はやはり故人を見送るという側面において、結婚式以上に厳しいマナーが問われます。
男性は気遣わなくていいのではと思われがちですが、そうではありません。
男性はビジネスの世界にいるため、服装がなっていないと社会人失格と思われてしまいます。
子供もまた、そぐわない恰好をしていると、親の教育や躾を問われてしまいます。
葬儀とはもちろん故人様のためにありますが、参列する人もまたきちんとした人間であるかどうか見られている場でもあるのです。
◎男性の葬儀の服装のマナー
男性は、シングルかダブルのダークスーツが必須です。
色は黒が好ましいですが、濃いめのグレーや紺も許容範囲とされています。
ワイシャツは白の無地以外はありえません。
靴と靴下は黒のみです。
靴はプレーンなつま先の革靴を履きましょう。
ネクタイも黒の無地で光沢がないものを選びましょう。
細すぎるネクタイはマナー違反であり、結び方もくぼみができないようきちんと結びます。
ネクタイピンは付けないのがマナーです。
◎子供の葬儀の服装のマナー
子供は喪服がありません。
小学生~高校生は学校の制服がフォーマルになるため必ず制服を着用しましょう。
制服がない場合は、黒・グレーを基調とした服装で統一しましょう。
最も困るのが未就学児や赤ちゃんを葬儀に参列させる場合です。
例え小さな子供であっても「きちんとした」印象を持たせることが大事ですが、必ずしも真っ黒である必要はありません。
最低限の配慮は必要ですので赤ちゃんの服装もシンプルなベージュや白で統一することが無難です。